***淡窓伝光霊流紫峰詩道会夏季合宿紀行***

 

千曲川の流れに沿って

                

                   千曲川がゆったりと流れ、ふるさと原風景が広がる北信州 

戦国の世に、風林火山の旗を掲げ、天下統一を目指して信濃攻略を進める甲斐の虎「武田信玄」の前に

越後の龍「上杉謙信」が立ちふさがる時、史上名高い川中島合戦の幕が上がった・・・・。

紫峰詩道会恒例の夏季合宿2007は、そんな戦国歴史ロマンが漂う北信州で、残暑厳しい8/24〜25に実施しました。

千曲川の流れに沿って、歩いて、食べて、温泉に入って、身も心も癒される旅に参加者全員大満足でした。幹事に感謝!!

 

                              

 

越後の龍 上杉謙信

 

 

 

龍虎川中島

 

永禄四年 秋たけて

戦雲すさぶ 千曲川

車がかりの 鬨の声

白刃一閃 光れども

はっしと払う軍扇に

遺恨千秋 征馬啼く

               

鞭声粛々 夜河を渡る

暁に見る千兵の大牙を擁するを

遺恨十年 一剣を磨き

流星光底 長蛇を逸す

               

天下を賭ける甲越の

血潮に染むか 犀川の

水面いろどる 紅もみじ

千曲の川と 行き合いて

争う波に 今もなお

龍虎うそぶく 声を聴く

 

   

甲斐の虎 武田信玄

                         

                     

 

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